Kahiko♪

 

いよいよカヒコ当日。

 

コンペ初参加のわたしにとって、

想像のつかない一日のはじまりとなりました。

 

朝、昨夜仕込んだみつあみを気にしながらの目覚め。

緊張しているのかしていないのかふわふわした

なんだか不思議な感じ。

safewayで購入したパイナップルと

ライオンコーヒで気合を入れ会場へ。

 

集合は8時半会場。

リハーサルのスタートです。

まずは舞台のサイズをはかります。

そして実際にのってみての練習。

 

カヒコなので、声をだします。

自分たちの出す声のあまりの小ささに幻滅しながらも

必死で声をはりあげうたいます。

 

かなり大きくださないといけないこと

自分だけが大きくだしてもだめなこと。

10人が息を合わせてはじめてはりのある声になること。

 

会場でリハーサルをして私が感じたことです。

 

その後海辺での練習。

激しい波音をBGMに芝生の上での練習を1時間ちょっと。

暑くて暑くてめげそうになりながらも、

時より吹く潮風、激しさの中にもやさしさを見せる波。

ウロウロするちゃぼに癒され励まされ乗り切りました。

 

そして午後三時レイ、ハクが到着する時間。

新聞につつまれたレイは、箱を開けた瞬間、深い森の香りがします。

この香りの漂うお部屋で、みつあみをほどきました。

カヒコの髪型をつくり、

ハクをつけ、手、足に巻き、カウアイマイレを首にかけます。

鏡にうつる姿は、私が夢見ていたカヒコのスタイル。

衣装は、優しい紫。

 

出演の時間を待ちます。

どのぐらいたったでしょうか出番がやってきました。

名前が呼ばれステージへ。

しっかり前を見据え、ステップを踏みます。声はもう出せるだけだそうと、多分メンバー全員が思ったのだと思います。

暗い館内に響き渡った私達の声は、ハリがあり、凛々しくも聞こえました。

 

最後まで、堂々と厳粛にカヒコを終えた私達は、舞台をおりたとき、口々に声が出ていたと、喜び合いました。

 

モキハナフェスティバル「カヒコ」。

カウアイ島に来て、カウアイマイレに包まれ、フレッシュレイやハクをまとい舞台に立つ喜びを、ここで経験できたことは私の宝物です。